弁護士会が所属する法律相談に2つほど行ってきました。
弁護士と言ってもやはり人間ですから、考え方には色々あることがわかりました。
あと、限られた30分という時間の中で、どのように伝えるかというこちらの技術も問われるということがわかりました。
最初の弁護士の相談の際には、経緯を書面で記載して持って読んでもらいましたが、たぶん流し読みだったようで、ようはパワハラは何があったのかと聞かれた際にこちらもしどろもどろになってしまい…うまく伝わりませんでした。
自分でも論点がわかっているようで、うまく整理できないことがわかりました。
ビジネスの世界でも「ようはどういうことか?」「で、問題点は何か?」ということを端的伝えることが求められますが、その能力はどこでも必要なのだということを痛感しました。
結果からすると、最初の弁護士は労災認定の書面を出してきて、パワハラならこれに該当しないと裁判でも勝てませんという結論を言ってきました。無料の法律相談なら仕方ないところはあると思いますが、何にも知らない素人があれパワハラだと騒いでいるのではと思われたのかもしれません。
そんなこと知っているわいという感じなのですが、一旦その閉じるモードに入ると人間の心理的に、最初の判断をした自分を正当化するモードに入るのでその後は何を話しても無駄です。これも営業していても、社内プレゼンしていても何をしていても同じです。
とりあえず、よく話も聞いてもらえないで絶対勝てない無理ということで終わりました。
2回目の先生については、その点の反省点を踏まえて、要点を端的に伝えました。なかなか好反応ではありましたし、時間的に証拠を一つ一つ吟味していないけど、全体として何百万の慰謝料がとれるということではないが、金額の大小を勝ち負けの基準としないということであれば、勝てると言っていました。
ただし、他の弁護士の先生との関係もあるから、仕事として受けるかといえば受けることはできないという結論でした。
弁護士探しってなかなか難しいですね…
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