※こちらは、2025年2月に書き記して未公開になっていた内容です。
前回の投稿のとおり、高リスク回避のため退職はしないという方向性にはなりました。
しかし、そのあとも自問自答は続きました。
人は何のために働くのか、一番はお金を稼ぐためではないかと思っています。
そうでない方も、もちろんいると思っています。
好きなこと、やりたいこと、世の中に役立つことをひたすら考えて、その結果、富を得ているという人もいると思います。
要するに”夢”です。
しかし、わたしには、夢はありませんでしたので、普通にサラリーマンをやっています。
そして、仕事をするうちに、仕事ができるようになりたい、もっと給与を稼ぎたい、出世がしたいと思うようになりました。
たぶん、これって普通のサラリーマンの多くが思って、そしてそれによって成長する原動力にもなったと思います。
しかし、私ももう50歳手前です。そして、磯野さんと出木杉さんという2大レガシーをみて学んだことは、後進になるべく早く道を譲り渡せるようになりたいということです。
要するに、経済的に早く自立を成し遂げるということです。
そこからすると、もし一定のお金が得られれはそれに早く近づけることになります。
それと、ソフィアから向こう側の条件提示をしてもらったこともあり、ゼロ回答というよりは、この条件であれば退職に応じてもいいというラインは出すべきではないかという考えもあって、私が考えるリスクを具現化して金銭に表すことにしました。
そこで、退職金から実質得られる手取り額を計算してみたところ・・・
最初はこんなもんだなという金額になりましたが、よくよく調べると勤続5年未満の退職金税制が3年ほど前に変更になっており、税額は事実上2倍になります。
これは、注意しなければなりません。
そもそも退職金の計算は、普通の給与と同様の所得額で税率が変わる制度です。例えば、課税所得が330万円を超せば所得税20%+住民税10%です。
しかし、退職金の課税が違うのが、この税率をかける前の課税所得を1/2にしてからかけるというものです。つまり、税率20%でも実質10%になる点が給与の際の課税と違うところでした。
しかし、令和4年度の税制改悪によって、5年未満の退職者にはこの1/2が適用されなくなりました。
タバコ税の値上げみたいな増税です。
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